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士業の資格保持者がうらやましいについて

自分は中年のサラリーマンである。ごく普通のサラリーマンである。僕が持っている資格は普通自動車免許くらいである。わが社にもリストラの波は二回ほどあった。辛うじて僕が生き残っているのは、少し英語ができるからだと思っている。TOEICを基準にすれば860点以上はある。でも、それだけなのである。今の自分の仕事に、マーケットバリューがあるかといえば、あまりないと思う。自分が社内で生き延びているのは、かろうじて上級者といわれる英語のレベルと、歳の割りに回転する頭と経験があるからだろう。自分で中年になってみると、経験の重みを感じる。僕は傍流も傍流、リストラ寸前まで行ったからかえって物事が良く見えたりする。それに少し機転を利かせると、物事がうまく回転するのだ。経験は馬鹿にできない。しかし、それだけである。自分になにかマーケットバリューのある資格があったら、さぞ心強いだろうと思うのである。資格であれば国家資格であろう。士業と呼ばれる仕事ができる資格を持っている方たちが本当にうらやましい。自立しているなと思う。僕は一人荒野にでて、会社の看板を失ってしまったら何もできないだろう。すぐに生活に困る。僕は自立できないのだ。このあたりの居心地の悪さは、中高年にならないと理解できないかもしれない。自分の人生を、自分の自由にできない心苦しさを感じるのである。資格は万能ではないだろうが、いざというときに自分で生きることができる術を持っている人は強い。